我が家の猫さま

今の仕事に就く前、どうにも鬱っぽくなっていた時期がありました。
何というか、人生が進退窮まってしまっていたんです。

私は楽器を演奏したり、語学書を買い漁ったり、Steamのゲームをしたり、ドライブをしたりと、好きなことは沢山あります。

にもかかわらず、あの頃はどれを触り始めてもすぐにやる気が無くなってしまい、全く楽しくなかったのです。

結局のところ、こうした状況は時間が解決してくれました。

しかし当時は、ただひたすらに毎日が辛かったと記憶しています。

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そんなときであっても、猫だけは私を癒し続けてくれました。

家に帰って猫たちを抱きしめている時だけは、幸せな気分でいられたのです。

ふたりとも女の子で、それぞれ16歳と10歳です。
上の子は私が中学生の頃に通学路で拾い、下の子は知人から譲り受けました。

猫も人間がそういう気分の時は察するんでしょう。

「仕方ない、ちょっとは大人しく撫でられてやろう」といった感じで、甘んじて私のモフりを受け入れてくれていたように思います。

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それまでももちろん動物は大好きでしたが、この頃から絶対的な信頼を感じるようになりました。家族ならともかく、友達や恋人では、動物に敵いません。

アニマルセラピーというのがありますが、あれは本当に効くんでしょうね。

…まあその、何が言いたいかと言うと、もふもふは最高です。

それでは、また。

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